インフラ知識の入門として「インフラエンジニアの教科書」を読んでみた
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AWS で最初の構成をどう組むか、ユーザーが増えたらどう対応するか、処理が間に合っていないのをどうやって確認するか
そういった部分について考えることが多くなり、インフラ知識があっても良いのではないかと思い、
「インフラエンジニアの教科書」を買ってみました。
200ページ弱でした。
全くインフラの知識がない人にはオススメの1冊
自分は AWS の EC2 やレンタルサーバーしか使ったことがなかったので、1から CPU やメモリ、HDD の設計をしている人の知識を得られたのがすごく良かった。
「ああ、こんな感じでサーバーって作られてるんやな」って感じです。
とにかく読みやすい文章
ほとんどの用語に対して「○○ のことです」と説明してくれています。
すごく分かりやすいし、今までなんとなく知っていたものをしっかり言語化してくれるのはとても助かります。
LINE の構築をしていたエンジニアによる著書
あの LINE のエンジニアによる著書であるから信憑性が抜群にあります。
実際に読んでいると、メチャメチャ深いところまで知っているのを簡単にざっくりと説明してくれているんだろうなと伝わってきます。
広く浅く全体像が分かる
インフラも非常に幅が広い分野であることが分かりました。
ウェブサービスは、処理が遅い部分がボトルネックとなって全体のパフォーマンスを下げてしまうわけだから、この広い分野に対して全て深い知識が無ければ最高のパフォーマンスを構築できないのだと感じました。
この本では、全ての範囲が浅い感じで説明されていて、実際に自分が運用する立場であれば、そこをそれぞれ深堀していくんだろうなと思います。
クラウドサービス最高!!
実際にミニマムなプロトタイプでリリースするのであれば AWS の EC 2などが最強であることが分かりました。
少人数で新規のウェブサービスを作り上げるのであれば、インフラの知識を1から積み上げるより、AWS の使い方を1から学んだほうが圧倒的に時間が短くて済みそうですし、お金を捻出できない一番最初の段階では AWS のような料金体系は本当に素晴らしいと思います。
AWS であれば GUI でクリックしていくだけでスケールアップも出来るし、ロードバランサーを使えばスケールアウトも出来る。
本当に最高だなと思いました。
まとめ
- ○ とにかく読みやすい
- ○ 知識が深まる
- ○ AWS を使ってウェブサービスを作るうえではあまり必要ない
- ○ 興味をもったのであれば迷わず読んだほうがよい
以上です。
本を読むのも時間が掛かるので、色々選びたくなりますが、自分はこの本を読んで良かったと思います。
参考になれば幸いです。